ご存じでしょうか。
宮部みゆきの壮大な小説「ソロモンの偽証」、3部作が刊行中なのを。
“刊行中”というのは、
第T部 事件 8月23日 発売
第U部 決意 9月21日 発売
第V部 法廷 10月12日 発売
なのです。
そう、まだ、第V部待ちの状態なのです。
第T部を書店で見た時には、「わ〜そんなに待たされるなんて、、、いっぺんに出してくれたらいいのに」と不満に思いながら買いました。
でも今、第V部を待ちながら、「これってなかなか読者を楽しませてくれる憎い演出?」って思ってきました。
なんせ、それぞれ700ページ超の厚みと重みです。しかも1冊1,890円!
確かに店頭でいきなり3冊見たら、腰が引けるかも。
(そのボリュームと金額に、、、)
でも1冊ずつなら手が出しやすいですし、もう乗りかかった舟(?)ですから、最後まで買ってしまいます。
おまけに思った以上に待たされる期間が楽しい!
かれこれ2ヶ月近く、宮部みゆきワールドに浸れることになります。
連ドラにはまった感覚でしょうか。
もちろん、2ヶ月も頭から離れない、読者を引き込む作品でないと使えない手ですが、これからもそれくらいのおもしろい小説が出てきてほしいですね。
さ、来週はクライマックス。楽しみです。
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